弁護士の力量で結果は変わる?失敗しない弁護士の選び方

交通事故の問題を解決するのに弁護士に相談しようにも、弁護士自体、数多くいるので選ぶことから頭を悩ませる人は多いでしょう。
大手事務所に属している場合や個人事務所で活動している場合もあり、そして得意とする分野も弁護士ごとに異なります。
とにかく安く済ませたいと値段だけで決める場合もあるかもしれませんが、弁護士の力量で問題解決の結果は変わってきます。
後から失敗したと後悔しないためにも、失敗しない弁護士の選び方を押さえておきましょう。

弁護士の力量で変わる結果とは

交通事故の不満や問題を解決した時の結果は、選ぶ弁護士によってどのように変わってくるのでしょうか?
事故の大きさや怪我の度合いなどによっても、もちろん結果は異なりますが、示談金や保険会社への対応など、どれも決まった正解がないので担当した弁護士によって結果は大きく変わるのです。
まずは、弁護士の力量で変わってくる結果について知っておきましょう。

賠償金の金額

交通事故によって発生する賠償金は、事故による被害の大きさによって異なるので、相場金額とされる金額がありません。
ただし、慰謝料や労働能力喪失期間など一定の賠償金額には裁判所の基準があります。
しかし、保険会社から裁判所の基準で賠償金額を提示されることはほとんどありません。
保険会社としては少しでも賠償金額を抑えたいと考えているので、低い金額を提示されることが多いのです。
そして、この賠償金額を裁判基準までいかに引き上げることができるかは弁護士の力量にかかっているのです。
外資系の保険会社など示談を断れば裁判所で更に低い金額を提示することもありますし、裁判基準の7・8割ほどの金額で早期に受け入れて示談してしまう弁護士もいます。
示談交渉には交通事故の豊富な知識と粘り強さが必要なので、弁護士の力量で大きく変わってきます。

後遺障害の認定等級

交通事故によって後遺症が残った場合、後遺障害等級の認定を受けられます。
ただし、認定を受けられるか、もしくは適切な等級認定を受けられるのかは弁護士の力量にかかっています。
これは医師による診断が必要になるので、後遺障害の認定に必要な後遺障害診断書に自身の症状をきちんと医師が記載してくれるように自身で痛みや症状をアピールするだけでなく、弁護士からの働きかけも大切です。
今後も適切な治療と賠償金を得るためには、事故直後から交通事故に強い弁護士に相談しておく必要があります。
後遺障害等級認定手続については詳しくない弁護士もいるので、等級認定手続に詳しい弁護士がおすすめです。

弁護士選びで押さえておきたいポイント

弁護士によって交通事故問題の結果が大きく変わりますが、弁護士を選ぶ時に注目したいポイントを押さえておきましょう。

交通事故問題に強いかどうか

まず最初に注目したいポイントは、交通事故問題に強いかどうかです。
弁護士によってはさまざまな案件を受けているケースもありますし、得意分野も異なります。
交通事故問題を過去に多く依頼を受けている実績のある弁護士であれば、過去の依頼の経験を踏まえた上で、有利に問題解決へと進めることができます。

弁護士の方針や方向性

弁護士によって方針や問題解決の方向性が違います。
和解を重視している弁護士であれば、問題解決を早期に導くことができる一方で、賠償金額が低くなる可能性があります。
また、裁判をいとわない弁護士であれば、裁判を見据えて、時間をかけてでも徹底的に保険会社と戦い、より多くの賠償金を得られることがあります。
ご自身の状況や要望によっては、結果、つまり金額重視であったり、スピード解決に重きを置く場合もあると思いますので、被害者に寄り添って的確なアドバイスの元、導いてくれる弁護士を選ぶことが大切です。

費用が明確になっているかどうか

弁護士に依頼する際に、どれくらいの費用が必要になるのか見積もりを出してもらうと思います。
その時に、見積もりが明確に記載されているのか確認する必要があります。
見積もり以上の費用が発生する可能性がないのか確認しないと、後から追加費用が加算されて高額な費用を請求される場合があります。
契約の時に追加費用が発生しないのか見積もりの内訳などもしっかりと説明してもらいましょう。

自分との相性

事務所ごとや弁護士によって性格や考え方の方針が違うため、自分との相性も違います。
相性が悪いと思っていながらも任せた場合には、途中で考え方の相違などでもめてしまう可能性もあります。
多くの場合、最初は無料相談を実施しているところが多いので、まずは無料相談で弁護士の雰囲気などを自分の目で確認するようにしましょう。

まとめ

後から弁護士選びに失敗したと後悔しないためにも、最初の選ぶ時のポイントを押さえて弁護士を選ぶことが大切です。
吉田弁護士は、交通事故問題の担当実績も多く、保険会社側の弁護士であった経験も活かした交渉や対応のサポートが可能です。
交通事故問題でお困りごとがあれば、まずはご相談ください。