事故直後からサポートを行い、訴訟せずとも裁判所基準に近い形で解決できた事例

後遺障害等級
8級
傷病名
右足根骨開放骨折、右中足骨骨折等
保険会社提示額 最終獲得額
交渉前
2300万円

ご相談内容

被害者 30代会社員
部位 右下肢
傷病名 右足根骨開放骨折、右中足骨骨折等
後遺障害等級 8級
獲得金額 2300万円
事故直後に、ご家族の方が、今後の対応に不安があるため、当職に相談に来られ、依頼されました。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 8級
入通院慰謝料 0 196 196
休業損害
逸失利益 0 1414 1414
後遺障害慰謝料 0 690 690
合計 0 2300 2300
単位:万円
治療中の方でしたので、依頼者様には、治療に専念頂き、相手方保険会社には、受任通知を送付し、今後の交渉一切を当職で行うことにしました。

治療終了後、後遺障害の等級申請をし、8級が認定され、その等級を前提に示談交渉を保険会社と行い、解決内容の提案で合意し示談しました。

解決内容

治療費447万、休業損害157万円、入通院慰謝料196万円、逸失利益1414万円、後遺障害慰謝料690万等を含む総額2916万円から相手既払を控除した2300万円でした。

所感(担当弁護士より)

弁護士が介入することによって、保険会社の提案額が大幅に増額されるケースは多いですが、本件のように保険会社の提案より前に弁護士が介入した場合、当初の提案時点で、一定程度増額された提案をしてくるケースが多いと思われ、今回はそのようなケースでした。

本件では、逸失利益について、保険会社が裁判基準と同等の良識ある提案をがされていたので、慰謝料等について、一定の増額を認めてもらい、ほぼ裁判所基準に近い形での早期の解決ができました。

訴訟になると、保険会社は手のひらを返して、当初の案以下の主張をして争ってくることもあり、また、それを裁判所が認めてしまうといいうリスクもありますので、依頼者様のご了解の元、裁判所基準に近い形で、訴訟前で早期解決できたのはよかったと思います。

その他の解決事例